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水泳トレーニング

水泳トレーニングについて

水泳トレーニング

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水泳トレーニングとは

水泳は上半身で水を掻き、下半身でキックを打ち、腹筋・背筋で水中姿勢を水平に保つ必要があるため、全身運動と言われています。また、体重が体への負荷になる陸上での運動と違い、水中では体重も軽くなり体への負担も少ないため、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年齢層が活動できる生涯スポーツです。

水泳トレーニングには、全身の筋力や持久力の向上の心肺機能の向上等、様々な効果があります。

水泳トレーニングの種類について

水中トレーニング

水中トレーニングは水中での推進力を高め、水の抵抗を少なくするためのトレーニングを行います。また、筋力や持久力・回復力を高め、心肺能力の向上もトレーニングの一つです。

短い距離を全力で泳ぐスピード系のトレーニングや長い距離を一定の時間で泳ぐ持久力系トレーニングを組み合わせて泳力・競技力を向上させていきます。

陸上トレーニング

陸上トレーニングは、水中トレーニングで鍛えるには難しい体幹や腕、足、背中等の筋肉のトレーニングを行います。また、柔軟性を高めることで肩や足首などの可動域を増やし、故障を防ぐためにストレッチも陸上トレーニングの一環です。

近年(2010年代)では、陸上トレーニングの量が増え泳ぐ量が少なくなってきていると言われていますが、それでもトレーニング期には1日10km~15km(人によってはそれ以上も)もの距離を泳ぎます。

目的別トレーニング

持久力・心肺機能の向上

水中でのトレーニングは主にプールの往復を繰り返したインターバルトレーニングです。個人の競技力や得意種目によって距離や時間などは変わりますが、「100mを10本、1本を1分30秒で実施する」などのインターバルトレーニングで強度を変えながら泳ぎます。

高地トレーニングは低酸素状態の中でのトレーニングになりますので、低地よりも強度が高い負荷でのトレーニングが可能です。

筋力の向上

水中でのトレーニングでも筋力の向上は可能ですが、陸上でのトレーニングが効果的です。

自分の体重を使った腹筋や背筋やジャンプ、トレーニングマシン等の器具を使って腕や肩、肩甲骨周りの筋肉、強力なキックを打つための足の筋力などを中心に鍛えます。

柔軟性の向上

各関節の可動域を広げ、故障を防ぐためのストレッチを行いです。主に肩回りや足首などの柔軟性を高めることで、多くの水を押して推進力に変え、抵抗が少ない水中動作を可能にします。

水泳トレーニングを支える2つのポイント

リカバリ

鍛えた体は休養と栄養を与えることで筋力が向上します。トレーニング後はしっかり休養をすることは、大事なポイントです。

メンタル

過酷なトレーニングやレースに耐えられる強い精神力を養うこともポイントの一つ。また、普段の生活でも競技のことを意識しつつ、トレーニング以外の時間は、趣味の活動や観光、ショッピング等を行いリラックスして過ごします。

水泳と高地トレーニングの相性について

日本での水泳の高地トレーニングは1990年頃から開始され、現在も続けられているトレーニング方法です。競泳のほとんどの種目は、持久力が必要な競技であり、血中の酸素供給量を増やして疲労の回復を早めることが重要なスポーツです。

陸上では常に呼吸ができる環境ですが、当然ながら水中での呼吸はできません。息継ぎのタイミングまで呼吸を我慢する必要がありますが、息継ぎをしても酸素が薄い高地ですので、選手にとっては過酷な環境でのトレーニングになります。

厳しい高地環境ではありますが、心肺機能(血中の酸素供給等)の強化をするには絶好の環境です。

競泳は、14分~18分を全力で泳ぎきる持久力が必要な長距離の種目(1500m自由形)や、21~24秒で決着のつく50m自由形など、様々な種目があります。選手は、各自の競技種目に合わせたトレーニング方法を選択して実践していきます。