PHILOSOPHY当施設の理念・想い
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「湯の丸」から
100人のトップアスリートを生み出す。
アスリートのための、
日本の高地トレーニング施設です。
高地トレーニングは、酸素の濃度が薄い高所でトレーニングをして、心肺機能や筋肉の機能を向上させて総合的に運動パフォーマンスを向上させるものです。日本のトップアスリートたちも、アメリカなど海外の高地に赴き練習を重ね、好成績を残しています。ただ、費用はかさみますし、移動や異国での生活のストレスといったリスクがあることも事実です。
「なんとか日本で高地トレーニングができないものか? しかも、どこからでも楽に行ける場所で」そんな要望に応えたのが“GMOアスリーツパーク湯の丸(湯の丸高原スポーツ交流施設)”です。日本の中心に位置する長野県の東御(とうみ)市にあるので、東からも西からも無理なくアクセス可能。東京との距離は約200km。北陸新幹線や上信越自動車道が利用ができ、移動時間は最短で2時間30分です。
“日本人アスリートは日本で育てよう”。日本陸上競技連盟や日本水泳連盟など競技関係者のかねてからの想いを受けてできた、この“GMOアスリーツパーク湯の丸”。日本でいちばん高い所にある400mトラック、国内唯一の高地トレーニング用屋内プールが整備され、その他にもいろいろなトレーニングメニューが組めるバリエーション豊かなランニングコースやトレーニングルームなどもあり、日本屈指の高地トレーニング環境が整っています。
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日本でいちばん高い所にある
400mトラック。
標高1,735mにある
国内唯一の高地トレーニング用屋内プール
高地トレーニングが行われるのは、標高1500~3000mの高所です。標高が高い場所は酸素の濃度が薄いので、人間のカラダは酸素を取り込みにくくなり、血中の酸素飽和濃度(SPO2)が低下します。すると、カラダは酸素濃度を確保するために、体内で赤血球数やヘモグロビン、ミオグロビンの濃度を増やすのです。このカラダの適応能力を利用するのが高地トレーニング。血液中の酸素を体内に運ぶ能力と、筋肉内で酸素を効果的に利用できる能力をアップさせます。これが持久力の目覚ましい向上につながるのです。
高地トレーニングといえば、アメリカ アリゾナ州のフラッグスタッフやコロラド州のボルダーなどが有名で、日本のアスリートがよく利用しています。また、ケニアのイテンは、世界から多くのトップアスリートが練習にやってくる“ランニングの聖地”。標高2300mの高地にあります。では、拠点指定を受けている日本の高地トレーニング施設は? 標高1000mの“蔵王坊平アスリートビレッジ”と、標高1200m~2200mの“飛騨御岳高原トレーニングエリア”の2ヵ所です。
そして、新たな高地トレーニングスポットとして、“GMOアスリーツパーク”が長野県 東御(とうみ)市の“湯の丸高原”に誕生しました。陸上や水泳のトレーニングができる場所です。標高は1,750m*。“1750”という数字は、専門家によると高すぎず低すぎず、アスリートが高地に馴化するのに適した高さとのこと。この最適地に、GMOアスリーツパーク湯の丸トラック(全天候型400mトラック)や800mの林間ジョギングコース、全長2500mのトレイルランニングコースをつくりました。400mトラックは日本でいちばん高い場所に位置するトラックです。また、屋内運動施設であるGMOアスリーツパーク湯の丸屋内プール(50m特設プール)は我が国初の高地トレーニング用プール。8レーンで深さは2mです。“湯の丸から100人のトップアスリートを生み出したい”。そんな想いが施設全体にみなぎっています。
*トラック、プールは1,735mに位置します。
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“アスリートたちの聖地”、東信州。
ここ東信州で充実した機能をもつトレーニング施設は、“GMOアスリーツパーク湯の丸”だけではありません。東御(とうみ)市の隣に位置する小諸市の総合運動場にあるのは、全天候型400mトラックを備えた陸上競技場。標高は1000mです。その隣の佐久市には佐久総合運動公園陸上競技場があります。これは日本陸上競技連盟公認の競技場です。陸上合宿やラグビーで有名な菅平高原は、東御市に隣接する上田市にあります。標高1400m付近にマラソンコースなど3つのコースを持ち、短距離ランナーは陸上競技場でのトレーニングも可能です。
高地トレーニングで効果が上がるのが、1500~3000mの標高だといわれています。“GMOアスリーツパーク湯の丸”の標高は1,750m、最適な高さです。ただ、高地トレーニングを始めて経験する選手やジュニアなどは1000m程の標高が適しているといわれます。また、最近では、高地と平地でのトレーニングを組み合わせたメニューも有効とされているのです。そんな様々なトレーニングのバリエーションに応えられるのが、ここ東信州エリアのトレーニング施設。湯の丸、小諸、佐久、上田菅平がタッグを組み、総合力でアスリートたちを支えます。